きょうは平和式典でした。
わが田舎町でも小さな式典をするのですが(しかも、うちのわりかし近所なんです)、
昔に比べ、随分変わった感じ。
ちょうど、
わたしが小学生の時に
記念像が建立されたのをきっかけに
毎年式典をするようになったのですが、
当時は中学生が「詩」の朗読と「合唱」をするのが恒例でした。
「詩」は、あの【にんげんをかえせ】。
わたしも朗読に参加しましたが、
絶対に「間違えられない」という厳粛な式典なので
すっごいみんなで練習した記憶があります。
しかも、
当日は【暗記】で言わなくちゃいけない。
多分、あの緊張感が人生で一番最大だったように思います。
最近はすっかり詩の朗読はなくなりましたが…。
合唱は今でもやってますねぇ。
「原爆許すまじ」と「夾竹桃のうた」。
あとは、
歌いませんが、吹奏楽が「ひろしま平和の歌」を演奏します。
で、
わたしらの頃って、
やっぱわたしらの学年あたり自体が「気性の荒い学年層(爆っ)」っていうのもあってか、
演奏も合唱も
どこか力強いというか、
「ぜってぇ、ゆるさねぇぞっ!!!!!」
ってな歌い方や演奏の仕方してました( ̄▽ ̄ゞ
てか、
指導する先生方も結構「あつい、熱血層」の時代だったので、
まさに、朝っぱらから凄い迫力でしたねぇ。
でも、
時代と共に…、
今は
良く言えば「落ち着いてる」
悪く言えば「薄っぺらい」
感じがします。
【おごそか】…とは
ちょっと違うかなぁ…;
なんというか…
『意味解って演奏・歌ってるの???』
って問いただしたくなる。
自分が3年間関わってた行事だけに
毎年ついつい演奏・歌が気になってしまう…、
と、
同時に「平和への祈り」を考えさせられる、
そんな8月6日の朝、
今年も迎えました。