今年の調律、
例年と比べほんのちょっと長時間でした。
と、
いうのも、
うちに来る調律師さんは、
何年かに一度、
ピアノの鍵盤をごっそり外してメンテナンスするんです。
ごそっと外して、
鍵盤も88本全部外して。
すごいですよーーーー。
滅多に見れないですから、
鍵盤バラバラ状態のピアノ。
人間で言うと、
ピアノの鍵盤=入れ歯、
…みたい(苦笑;)
で、鍵盤の高さ調整や、ハンマーの動きなどを修繕して、
もとの状態に戻していきます。
これだけで既に1時間経過してました。
それからはいつもどおりに調律。
でも、調律だけで1時間半かかります。
なんせ、音叉以外は「耳」を頼りに調律なさってる調律師さんですから。
かなり弦が緩んでたんだな…ってのは
その調律している音を聴いてて思います。
「ぎゅうぅぅぅん…」って、
弦を閉めていく音がなんとも…おもしろいですよ。
さ、
これでまた1年、
ピアノをしっかり使って、
来年の今頃、また調律です。
そうそう、
ピアノをお持ちで調律なさってない方、
調律はちゃんとしたほうがいいですよ。
少なくとも最低年に1度はやってあげないと、
楽器自体がダメになってしまうんですって。
あとね、
やっぱり楽器って、「弾いてこそなんぼ」のものなんですって。
メンテナンスばっかりしっかりやっても、
弾かなかったら
これまた「鍵盤が動かない」とか「楽器に変なクセがつく」のだそうです。
う~む、
…そういえば、わたし、
ここ3ヶ月近くベースちゃん弾いてない…;
発表会終わったら遊んであげなくちゃ。