わたしが今まで生きてきた中で
毎年迎えてきたこの日「8月6日」は
必ずと言っていいほど
暑くて蝉しぐれが響き渡る中行われる平和式典を観ながら
黙祷をする
という朝から始まっていました。
でも、
今年は
夜中の大雨で水量が増し
道路が泥水であふれ
家の床下寸前まで侵入し
朝の5時から防水対策するべく
「要らなくなったシーツやタオル」などで
関止めを作ったりと大忙し。
そして、一段落して…
ふと時計を見たら
もうすぐ8:15。
急いでテレビつけて
15分が来るのを待ちました。
そして黙祷をささげた後、
再び玄関前の掃除やら
という慌ただしさ。
じつは、
我が町でも毎年ちいさな式典が行われているのですが
この大雨災害で
今年は初の中止となってしまいました。
「8月6日は雨が降らない」
と言われるほどだっただけに
本当に今年はおかしな1日でした。
ニュースによると
その昔1971年の8月6日は雨だったそうで、
それ以来の「雨の式典」だったそうです。
今、「しゅうだんじえいけん」やら「げんぱつ」で騒々しい日本。
それに対する『抗議の涙雨』なのでしょうか?
9日は長崎の平和式典がありますが
こちらも台風が心配されています。
無事、式典だけは行われることを願っています。
きっと
「たかが式典じゃないか」
って思ってる方も居ると思います。
ですが
この式典を毎年迎えることが出来るのは
『平和な国であるからこそ』なのです。
『過去のあやまち』について考え
『平和への祈り』を捧げる日がどれだけ【しあわせなこと】なのか
気付いてほしいです。