お恥ずかしながら、
実は一度も生で観たこと無かったのです、ベルばら。
もっぱら画像媒体でしか知らなかったのですが、
やはり生は違いますね。
今回は記念すべき公演ということもあり、
音楽を担当するミュージシャンの方々のレベルも
滅茶苦茶高かったように思います。
音楽では、
『小雨降る径』『ボレロ』をとても楽しみにしていたのですが、
期待を裏切らない高い演奏力でした。
『小雨〜』のドラムのビートの出方がとにかくかっこいい。
そして、ホーン隊の見事な当て具合。
特に頭1音目のホーンが決まるか決まらないかで
全てが決まってしまうので、
今回のミュージシャン陣はハイレベルでしたねぇ。
絶対外さなかった♪
『ボレロ』は
ひたすらクールに、そして情熱を秘めた世界観が、
音によってどれだけ表現出来るかが
見せ所のひとつでもあるのですが、
前半のクールさからの
後半の切り替わる瞬間が見事でしたし、
最後、
一度音が止まって、
ロールからの最後のキメ。
音もダンスもぴったりで、感動です。
歌では、
とにもかくにも初風諄さんの素晴らしい歌声。
昔と全然変わってない。
77歳で、なおもあの高音のエトワールの素晴らしさには
頭が下がります。
そして、あの気品さと風格。
まさに王妃さまでした。
そして、
1番大好きな汀夏子さん。
この日は、
ほんのちょっとだけ調子悪かった感もありましたが、
そこは《オスカル》になりきって
演技力でカバーしてました。
扮装してなくても
やんちゃで、それでいてかわいらしいオスカルが
そこに居ました♪
さて、この日は、
1970年代にベルばらを支えていた、
まさに《レジェンド》の4名によるトークがあるということで
とても楽しみでした。
もうね、
関西弁丸出しでおもしろすぎです。
トークのテンポといい、
素晴らしいですね。
榛名アンドレが安奈オスカルばっかし褒めるもんだから
汀オスカルが
榛名アンドレの顔を覗き込みながら
《わたしも褒めて》とばかりに
「わたしもちゃんと踊れてたでしょ?」って言ってたのは
ほんと、かわいかったです。
それにしても、
ベルばら観て、
こんなに泣くとは
正直自分でも驚きです。
特に《フェルゼン、マリーアントワネット編》。
もう、ずーーーっと号泣。
しかも、
わたしったら
いつの間にかフェルゼンの気持ちになってるし(爆っ)
いゃ〜、
自分でもびっくりした。
まぁ、
なにはともあれ、
今回、観に行ってほんとよかったです。
本当は大阪千秋楽も観たかったけど、
気付いた時には既にチケット完売だったので…。
DVD速攻で予約しときました♪
以上、感想でした♪